をかしや きまぐれ草子

エコツアー・自然体験・人材育成研修など をご提供している 一般社団法人・よろず体験事務所 をかしや “まろ” と “たま” の きまぐれ日記。事務所は愛媛・今治。いとをかしな自然生活、をかしやあれこれ、を綴ります。
綴るのは、“たま” 時々 “まろ” で〜す。
2016年4月20日
改めて、インタープリテーションを考える その1 コメント(0)読む・投稿する
〜人と自然が和する未来へ〜
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こんにちは、マロです。

5月からはじまる「しまなみインタープリター講座」も、今年で8年目。
OBOGのみなさんの数も140名を超えました。
しまプリは3回連続参加が原則なのですが、リクエストが多かったため、
1回づつの単発参加も可能としました!

「しまプリ」のご案内はコチラ↓
http://wokasiya.jp/menu/shimanamiip.html
http://gigax.jp/blog/wokasiya/34663/


そんなわけで、より多くの方に「しまプリ」の内容を知っていただくために、改めて「インタープリテーションとはなんぞや?」
ということを考えてみたいと思います。

これから数回にわたり、過去記事を紐解いたり、をかしや開業以来8年の間に考えたことを記したりしていきます。

第1回たる今日は、本ブログにおける記念すべき「インタープリテーション記事」の大第1稿を再掲してみます。
投稿日時は2009年5月22日。今から実に7年前の投稿です。

それではどうぞご覧ください。





こんばんは、まろです。


みなさんは『インタープリテーション(自然解説)』という言葉、ご存知ですか?


私たち まろ&たまは、全国いろんなところで自然の案内人として働いてきました。
その自然案内人のことを『インタープリター』といいます。

もともとは「通訳」という意味なのですが、それが転じて
「自然からのメッセージを翻訳して伝える人」という意味で、
自然案内人のことを指すようになりました。

アメリカの国立公園なんかでもともと使われていた言葉のようです。


そしてインタープリターが行う自然の案内=ガイド業務や、
それに必要な技術のことを『インタープリテーション』といいます。

ただ自然に関する知識や情報を伝えるのではなくて、自然が特別
好きではない人にも楽しくわかりやすくいのがその特徴です。


先週末の土曜日に愛媛大学でインタープリテーションの講義をしてきましたので、
今日は少しその報告をしたいと思います。


当日の参加者は、学生さんと社会人合わせて14名でした。
人と自然がいかに仲良く暮らしていくか?を真剣に考える「ESDコース」の皆さんです。
→ http://web.agr.ehime-u.ac.jp/~seto-eesd/kotoba.html


私まろが担当したのは、午前90分、午後90分。
午前中はパワーポイントを使った講義、
そして午後からは自然体験プログラムを思いっきり体験してもらいました。


まず午前中の講義から。

『自然案内人』とか『自然体験』といっても、
実際にどんなことをしているのか今ひとつピンと来ないですよね。

そこで今まで僕がしてきた仕事の内容をスライドショーにしてみてもらいました。

この写真は富士山の『エコツアー』の様子です。



そして自然体験活動がなぜ必要なのかを解説。

実は今、日本中で子どもの「自然離れ」がすごい勢いで進んでいるんです。

ある調査によると、今の小中学生の半分以上は大きな木に登ったことがなく、
43%が日の出や日の入りを見たことがない。
さらに35%は虫取りもしたことがないそうです。

結構由々しき事態ですよね。
おまけにその割合は年々すごい勢いで増えています。

そのせいで人間らしさが失われて、さまざまな事件が起こるのではないか?
なんていわれています。

だから自然体験が必要なんですね。


そのあとインタープリターとはどんな人かを解説しました。

花の名前や虫の名前などの専門的なことだけでなく、
自然との関わり方、楽しみ方を教えてくれる人。

インタープリターとは例えばこんな感じです。
なんだか楽しそうですよね。




そしてご飯を食べて午後の部。
午後はみんなでプログラム体験です。

この日行ったプログラムのテーマは「小さな世界」

人間の目線で見るマクロな世界ではなく、小動物や鳥、
そして虫たちの目線で「小さな世界」を探検してもらいました。

この午後の部では、小さな世界にふさわしい案内人が登場しました。

森の妖精「森さん」こと「森人(もりんちゅ)」です。

随所に現れては参加者を小さな世界にいざなってくれました。


なんてことないモール人形のように見えるのですが、
実際に自然の中にいる森人は相当にカワイイ。

女子学生たちの人気をひとりじめしていました。

プログラムの後半では、実際に自分がもりんちゅの大きさになったつもりで、
物語を作っていきます。


その中で、ひとつショッキングなことがありました。


校庭の大きな木に、透明の糸状のものがたくさん巻きついているのです。
よく見るとそれは釣り糸

どうやら鳥が、巣を作るための材料として持ってきたようです。
おそらく近くにある重信川からでしょう。

人間が捨てた釣り糸を活用して生きていこうとする鳥たちのたくましさ。
そしてそんな小さな世界に気づかずに平気で釣り糸を捨ててしまう人間。

両方がいっぺんに見えた出来事でした。

プログラム体験はこれで終了して、最後にまとめをして講義は終了となりました。


あとから皆さんの感想を聞くと、それぞれ色んなことを感じていただいたようです。
少し紹介します。

・感動しました。「見えるもの」を通じて「見えないもの」を伝えることを強く意識することができました。

・「知識や情報ではなく、まずは感動を!」というのがいちばん心に残っています

・はじめの「森さん」登場のところからがっつり心をつかまれてしまい、存分に楽しめた。

・インタープリターという仕事は面白そうですが、それだけで生活していけるのでしょうか?


などなど。皆さんいろいろと感じていただけたようです。

たしかに、まだまだ全国的に見ても、プロの自然案内人は少ないです。

でも、世の中にとっては、きっと必要な仕事なんだろうな〜と思いながら、
私たちは毎日仕事をしています。

生活は何とか成り立っていますし、仕事の充実感はものすご〜く大きいですよ。
特に若い学生さんには、ぜひ仲間になってもらいたいなあと思います。




そんなこんなで無事に終了したインタープリテーション講座
講義に参加してくださったみなさん、ありがとうございました!


今週末は国立大洲青少年交流の家で研修してきます。
素晴らしい講義になるよう、精一杯尽くしてこようと思います。

今回もいい出会いがありますように。〜人と自然が和する未来へ〜
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更新 2016年4月20日 17:15:57

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