ハン・ジュンイルの日中韓山歩記(やまあるき)

3カ国で気ままに登山・トレッキングを楽しみながら書いているブログです。どうぞ気軽にお立ち寄り下さい。
2015年1月25日
=韓国の山028= 仏岩山(プラムサン) コメント(0)読む・投稿する

 ソウル市北東部、京畿道(キョンギド)南楊州(ナミャンジュ)市との境に位置するプラム山は、標高510mという低さが影響してか韓国百名山には選ばれていませんが、同じソウルの北側にあるプッカン山トボン山同様、一年中客足の絶えない人気の山です。
 私が訪ねた1月中旬には北麓の渓谷が静止画のように凍りつき、見事な氷瀑の数々を堪能できました。その他の感想はプッカン山・トボン山とほぼ同じです(笑)。人口1000万を超すメガロポリスにこれだけの奇岩を誇る山々があることの摩訶不思議さを改めて思い知らされました。



【登山日:2015年1月11日】

 ソウル地下鉄4号線の北東側の終点・タンゴゲ駅。地上の高架駅なのでホームの窓からも山容を拝められます。プラム山には東西南北いくつもの登山口があるのですが、私は上りは北麓から、下りは縦走して南麓へと向かうコースを目指しました。

 タンゴゲ駅周辺はアパートあり平屋ありの雑多な住宅街で、登山口もどこなのか分かりづらかったのですが、ここはNAVERの地図を頼りに何とか徒歩10分ほどで山道を見つけました。頭上には勇壮な岩壁がもう間近に迫っています。


 渓谷沿いの道に入ると辺りは一面「氷の世界」に。春になれば清流のせせらぎが聞こえるであろう川はすっかり凍結しきっています。
 氷瀑があったかと思えば、その周りは落ち葉だらけだったりと、冬山の風景は謎めいています。



 タンゴゲ駅からわずか1時間、樹林帯が途切れ眺望が一気に良くなる「カルタクコゲ」に着きました。端っこあたりとはいえさすがはソウル。おびただしい数の高層アパート群の連なりには目を見張ります。


 カルタクコゲとは「ぜいぜい(と息を切らしてあえぐ)峰」というような意味ですが、確かにここから山頂までの岩場はかなりの急勾配。手すりなどが設けられているので思いのほか安心して登れましたが、ロッククライミングのような迫力ある景色を味わえます。


 山頂直下にはチィバウィ(ネズミ岩)などの奇岩も。北にはソウル東部のもう一つの奇岩の山・水落山(スラクサン)が望めるようになり、眼下にはタンゴゲ駅のホームが見えます。都会の電車の駅舎ってかなり大きな建造物なんだなあと実感します。


 こうしてタンゴゲ駅から1時間40分で山頂到達。岩の最上段には韓国国旗のテグッキ(太極旗)がたなびき、その下に山頂碑が立っていました。

 東側の南楊州市はソウルよりは多少のどかな風景ですが、やはりこちらも新興住宅街らしく真新しいアパートが立ち並んでいます。
end

 下山路にはアイゼン不要の日当たりの良い南側縦走路を選択。


 距離は長めですが、北側斜面とは対照的になだらかで松林の美しい山道が続きます。ゆったりしたペースでしたが、それでも下山開始から1時間10分ほどで山道歩き終了。そこからさらに徒歩30分余りでソウル地下鉄7号線・ハゲ(下渓)駅に到着しました。






 大学時代に交換留学生として1年間ソウルに滞在していた私ですが、当時はこの街がこんなに個性的な山々に囲まれているということを知らずにいました。つくづく当時の見る目の無さが悔やまれます。
 これだけの奇観を誇る山でも韓国百名山に選ばれていないわけですから、まだまだ私が見逃している魅力的な山々がこの国にはたくさんありそうです。今は出張者として期間も時間もはるかに制約を受けながら余暇を楽しんでいる身ですが、一層精力的に登山を続けたいというモチベーションがわいてきました。 


▲これまでに紹介した山・名所一覧▲


★紅葉八十八カ所一覧★



【当ブログに対するご意見・ご質問等はこちらまで】
nigachoa0901@yahoo.co.jp

更新 2015年1月25日 20:22:20

登録タグ ソウル 奇岩 氷瀑
記事へのコメント投稿
投稿者
(必須)
URL
タイトル
(必須)
コメント投稿
(必須)


※ HTMLタグの挿入はできません。

プロフィール
ハン・ジュンイル
プロフィール画像
画像または名前をクリックすると詳細情報が見られます

2020年10月
先月次月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
       

COUNTER: 000351676






RSS2.0

個人情報・著作権について


お問い合わせ | 当社についてリンクについて著作権について個人情報について
こだわり厳選ショップのGIGAX(ギガックス) インターネットショッピングモール
Copyright(c) 2006-2008 ver1.2 GIGAX(ギガックス) All Rights Reserved