ハン・ジュンイルの日中韓山歩記(やまあるき)

3カ国で気ままに登山・トレッキングを楽しみながら書いているブログです。どうぞ気軽にお立ち寄り下さい。
2018年1月12日
=下界散策024= 日本・屋久島(やくしま) コメント(2)読む・投稿する

 505平方km−−東京23区や琵琶湖・淡路島よりも小さい面積の中に、これでもかというほど数々の貴重な自然景観が残る世界遺産の地・屋久島。年末年始に4泊5日で旅行した私は、到着日の12/31にまず「もののけ姫」の舞台のモデルといわれる白谷雲水峡を訪ね、年明け後縄文杉コース宮之浦岳の登山に挑戦。残った一日で島内一周を敢行しました。この記事ではその沿岸部の魅力的スポットを、屋久島空港(島東部)を拠点に時計回りで紹介します。


【訪問日:2011年12月31日/2012年1月3日】
千尋の滝トローキの滝平内海中温泉中間ガジュマル
大川の滝西部林道屋久島灯台永田いなか浜
東シナ海展望所一湊志戸子ガジュマル園宮之浦港




千尋(せんぴろ)の滝


 落差約60m、鯛之川(たいのがわ)の下流付近にあり、周囲をグレーの巨大な花崗岩に取り囲まれている分、その存在が際立つ滝です。



トローキの滝

 千尋の滝からさらに南へ1.5km、鯛之川の河口部にあり、海面、つまり太平洋がそのまま滝壺になっています。轟(とどろき)が変化してこの名前になったそうです。



平内(ひらうち)海中温泉


 南西部、ほとんど海岸と「一体化」している温泉で、干潮前後の数時間しか利用できないのですが、入浴可能な時間でも波しぶきが湯舟に頻繁に打ち付けます。入浴料は100円の「こころざし」。水着着用は禁止されていますが、私はさすがに素っ裸になる勇気がなかったので(苦笑)、併設されている足湯の方だけを利用しました。




中間(なかま)ガジュマル

 屋久島は至る所でガジュマルの大木が見られますが、南部の中間集落にあるガジュマルはその中でも最大といわれ、推定樹齢300年。道の両脇に幾重にも細い幹が絡まるようにして立ち、その隙間がまるで村の入口ゲートのようです。これは実は幹ではなく、もともと枝だったものが垂れ下がって地面まで伸び、それが更に生長したものだそうです。
 この中間集落の背後、北東方向には、とんがり屋根のような山頂部が印象的な七五岳(ひちごだけ・1488m)がそびえています。




大川(おおこ)の滝


 「日本の滝百選」のうち「北本四九」を除く離島から選ばれたのは、沖縄・西表島のマリユドゥの滝とともにこの滝だけで、落差は88m。水量豊富、幅も太すぎず細すぎず、豪快さと美しさを併せ持つ名瀑です。



西部林道

 島内の海岸沿いをぐるっと一周する県道の一部ですが、沿岸部としては唯一世界遺産の指定区域になっているだけあって周囲は自然豊かな森林に覆われ、かなりの確率でヤクシカやヤクザルに会えます(笑)。




屋久島灯台

 屋久島の最西端である永田岬に立ち、明治中期の1897年から明かりを灯しています。日清戦争の勝利により台湾が日本に割譲されたことから、台湾航路を整備する目的で設置されたそうです。




永田いなか浜


 サンセット・スポットとして最適な島北西部にある海岸。17kmほど隔てて口永良部島が正面に見えます。ウミガメの上陸数は日本一だそうです。



東シナ海展望所


 島の北端に近い県道沿い。その名の通り西側には東シナ海の大海原を望むことが出来ます。



一湊(いっそう)

 島北端の矢筈(やはず)半島が海越しに見える集落で、1862年、西郷隆盛が二度目の「島流し」にされた際にはここに上陸したそうです。



志戸子(しどこ)ガジュマル公園


 島北部、志戸子集落の漁港からほどない場所にあり、園内一帯がガジュマルを中心とする森になっています。ちなみに「ガジュマル」は沖縄方言が由来の言葉で、屋久島は生息北限地だそうです。



宮之浦港


 島人口の約4分の1を占める宮之浦集落にあり、鹿児島市や種子島などとの間を結ぶ高速艇など、ほとんどの旅客船はここから発着します。島の歴史のシンボル的存在と言える益救(やく)神社も徒歩圏内にあり、県道沿いの屋久島観光センターでは登山用品などのレンタルもしていて、センター内の食堂は名物・トビウオやの刺身が絶品でした。



 海岸沿いの県道をぐるっと一周しても100km程度なのに、ここかしこに立ち寄りたくなる場所があって、みっちり7時間を超えるドライブとなりました。 さすがは1993年、法隆寺・姫路城・白神山地とともに日本で初の世界遺産となる4件中の1件となっただけのことはあります。年末年始は観光客もまばらな分ゆったりと楽しめ、費用も思いのほか安くてすんで大満足でした。2018年で登録から四半世紀経ちますが、まだまだ色あせず、この島の魅力が国内外の多くの人たちに知れ渡ってほしいものです。


▲これまでに紹介した山・名所の一覧▲


★紅葉八十八カ所一覧★



更新 2018年1月15日 14:03:14

登録タグ 鹿児島県 世界遺産 離島
屋久島

屋久島には豊かで美しい自然がたくさん残されてるんですね。
干潮前後の数時間しか利用できないという海と一体化した野天風呂
珍しいですね。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2018/01/13 20:48:51
りんごさん

コメントありがとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
はい、屋久島の自然は本当に貴重だと思います。平内海中温泉は不思議なことに、これだけ近接していながら海水温と湯舟の温度差は指一本入れただけでも歴然としていて、心地よさを感じるちょうどいい湯加減でした。
2018/01/13 23:02:20
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