ハン・ジュンイルの日中韓山歩記(やまあるき)

3カ国で気ままに登山・トレッキングを楽しみながら書いているブログです。どうぞ気軽にお立ち寄り下さい。
2017年4月10日
=日本の山016= 開聞岳(かいもんだけ) コメント(2)読む・投稿する



 薩摩半島の南端、鹿児島県指宿市に位置する開聞岳は、三方を海に囲まれた絶好のロケーションと「薩摩富士」の別名を持つほどの美しい山容が自慢の独立峰です。
標高の低い日本百名山
筑波山(茨城)
876m
開聞岳(鹿児島)
922m
伊吹山(滋賀)
1377m
天城山(静岡)
1406m
阿寒岳(北海道)
1499m
 標高は922mで、日本百名山の中では茨城県の筑波山に次いで低く、ただ二つの標高3ケタ台です。しかし逆に考えれば、この山にはその背丈を補って余りあるだけの魅力が備わっていると言えるでしょう。実際、深田久弥さんは百名山選定に当たって「標高1500m以上」という一応の目安を設けたにもかかわらず、この開聞岳は躊躇なく選んだと述べられています。
 その姿を拝むだけでも価値のある山と言えますが、すぐ真下に海が迫る登山道からの景色もまた格別。他の百名山では味わえない、開放感あふれる世界が眼下に広がります。南国だけに登山適期が長いのもありがたい点で、他の百名山が雪で覆われ登頂が困難な時期には是非とも狙ってみたくなる山です。



 【登山日:2005年9月21日】

 開聞岳の北側、JR指宿枕崎線の開聞駅です。駅近くにある駐車スペースに車を止め、しばらくは舗装された道路を上がっていきます。


 開聞中学校辺りから眺めた開聞岳。裾野は富士山と同じコニーデ型、頂上部は釣り鐘状のトロイデ型という二つの形状を持ち、地学上も貴重な山だそうです。


 アスファルトの道は2合目で終わり、ここから7合目までは東側の裾野上を北から南へと歩いていきます。傾斜もそこそこきつく、ぬかるみもあるので、決して楽な登山ではありません。
 7合目に着くと、東側に長崎鼻を望めました。


 7合目から山頂までの登山道は弧を描くように続いていき、開聞岳をほぼ一周することになります。
 南には見渡す限りの大海原。展望が良くなる分、岩場や急斜面もあるので慎重に登って行きます。


 開聞駅から2時間余りで山頂到着。標高は低いとはいえ、ほとんど海抜ゼロの地点から登るので、やはりそれなりの時間を要しました。
 山頂から北方向には、旧・頴娃町(南九州市)から枕崎市へと続く美しい海岸線が広がり、その東側には「イッシー」と菜の花でおなじみの池田湖も一望できます。



 「富嶽三十六景」のごとく、開聞岳も様々な角度、様々な地点から眺めるのが楽しい山です。そのうちいくつかのスポットに立ち寄ってみました。

JR日本最南端の西大山駅から

池田湖畔から

長崎鼻から



 
 海も山も大好き−−−そんな私にとって、開聞岳を擁する指宿は「楽園」と言っても過言ではありません。登山の後は指宿名物・砂蒸し風呂で癒され、さらに夕食では黒豚、薩摩揚げ、芋焼酎といったご当地の味覚を満喫−−−という最高の楽しみも控えているだけに、やはり何度でも行きたくなります。次回はぜひ、菜の花の咲く初春にこの地を訪ねてみたいものです。


▲これまでに紹介した山・名所の一覧▲

更新 2017年4月14日 10:27:29


  次ページ(古い記事)
プロフィール
ハン・ジュンイル
プロフィール画像
画像または名前をクリックすると詳細情報が見られます

2017年4月
先月次月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

COUNTER: 000232263






RSS2.0

個人情報・著作権について


お問い合わせ | 当社についてリンクについて著作権について個人情報について
こだわり厳選ショップのGIGAX(ギガックス) インターネットショッピングモール
Copyright(c) 2006-2008 ver1.2 GIGAX(ギガックス) All Rights Reserved